幸せを呼びこむ「ハーバードの人生を変える授業」を学ぶ。タル・ベン・シャハーによる
「ハーバードの人生を変える授業」はあなたの人生に幸運を呼びこむノウハウ、スキルがいっぱいの本です。
「ハーバードの人生を変える授業」は数々の学生の人生を変え、ハーバードで最大の履修者がつめよせたタル・ベン・シャハーによる「幸せになるための授業」です。
それはわずか8名で始まった小さなゼミだったのですが、その内容の噂が噂を呼び、いつしか受講生が100倍以上の超巨大授業になりました。
CNNやCBS、『ニューヨーク・タイムズ』『ボストン・グローブ』など全米メディアの話題をさらった「伝説の授業」を完全書籍化し、紹介するものです。
内容は「ポジティブ心理学」の理論を日常生活に取り入れるためのガイドブックです。
本書「ハーバードの人生を変える授業」では「ポジティブ心理学」のエッセンスを52講にまとめ、理論とアクションプランを提示してあります。
本書のワーク(授業のエッセンスを52講にまとめたもの)を実践することで、ハーバード大学のデイヴィッド・パーキンス教授のいう「生産的知識」を育むことができます。
「生産的知識」とは「単なる知識ではなく、自分達を取りまく世界を理解して、状況にうまく対応するための知識」のことです。
このワークを行うと経験を増やし、自己の成長を助け、記憶力や、理解力を高めることができます。
本書のワークでより効果を上げるためには
➀別にノートを用意する
②コンビューターに専用ファイルを用意することをお勧めします。
本書で行うワークは、パートナーと一緒に行うこともできます。
1週間分、または毎日行ったワークをお互いに報告し、それぞれの考えや、感情を分かち合ってください。
本論 第一講 「感謝する」
心理学者のロバート・エモンズとマイケル・ダッカローは1つのグループに「ちょっとしたことでもいいので、毎日感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしました。
毎日1-2分感謝をする時間をとったことは思いもかけない効果をもたらしました。
感謝できることを考えたグループは何もしなかったグループに比べ「人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高まり、ポジティブな気分を味わえる」様になりました。
つまり、もっと幸せになり、意志が強くなり、エネルギッシュで、楽観的になったわけです。
また人に対してももっとやさしくできるようになり、手伝いを積極的に申し出るようになりました。
最終的に、『感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、身体的な不調も減りました』。
したがってこのワークを習慣にすれば幸せになる為の特別な出来事を必要としなくなります。
☆彡ワークの方法
➀あなたが感謝できることは何ですか。自分の人生で有難いと思うことは何ですか。
②感謝ノートを作り、この1週間毎日感謝することを5つ書き留めてください。
コツとしてはしっかりと意識を持って行ってください。
そのためには書いていることを目の前に思い浮かべたり、書きながらもう一度経験している様に感じたりしてください。
例えば「両親」と書いたら両親の姿をきちんと頭の中でイメージしてください。
このワークの恩恵は計り知れません。
☆彡一言アドバイス
『意識を向けるものは拡大します。恵まれた部分を考えれば、人生はもっと良くなります。何が起きようとも感謝できるようになるとチャンスや良い人間関係、お金までもがもっと流れ込んでくるようになりました』
テレビ番組司会者 オブラ・ウィンフリー
以上は タル・ベン・シャハー著 成瀬まゆみ訳 「ハーバードの人生を変える授業」より一部抜粋